5/1から個人事業主(最大100万円)、中小企業(最大200万円)が支給される持続化給付金の申請が始まりました。
持続化給付金とは
感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える給付金。
持続化給付金の件があったので、皆どうしてるのかな?
他の業界の人はどんな影響受けているのかとかを
知るために私と同じように起業している知り合いの多くに連絡を取ってみました。
そこで分かったことがあったので共有します。
お金(数字)に敏感な人は少ない
こちらの給付金は、売上が前年の同月と比べて50%減以上した場合(特例有)という条件付きで支給されるものです。
そこで知り合いに連絡を取ってみたところ
売上が減少しているのにも関わらず4つのパターンに分かれました。
- そもそも全く知らない人
- ちょっとしか知らない人
- 面倒だから後回しにしている人
- 経理の事は税理士に依存していて分からない人
大体この4パターンでした。
毎日、お金の事は考え、データを取り分析している自分からして「売上減って困ってるはずなのにそんな感じで大丈夫?」って感じではありますが、
教えて~!という人にはちゃんと細かく教えてあげましたよ。
申請してから2週間程で支給されるとようですが、
場合によっては税務署に必要書類を取りに行く必要があります。
※確定申告書類の控えに収受印がない場合
5/1(金)に行かなければ、GW明けの5/7(木)まで必要書類が足りずに申請が遅れてしまうという事だってあります・・・
時は金なりです。
ないとは思いますが、仮に給付金の予算がオーバーとなった場合貰えないなんて可能性も0じゃなので早いに越したことはない。
この4パターンの人は、総じて財務会計が出来ないです。
苦手だから後回しになっているのです。
一方、敏感な人は4/30時点で必要書類を全て用意して
当日に申請を済ませている人ばかりでした。
敏感な人の方がやはり敏腕社長が多い傾向にありました。
この給付金は、休業して売上減少していても貰える給付金なのです。
なので、帳簿付けの出来る社長であればほぼ誰でも売上調整して申請出来ます。
そういう面でもキャッシュポイントを増やすことにメリットはありますね。
必ずしも税理士が使えるとは限らない
- 記帳と申告しかしない
- 有益な情報を教えてくれない
- 節税も教えてくれない
- 真面目過ぎて経費計上出来ない
- 業界の知識を知らない
- レスポンスが遅い
- 年配が多い傾向あり
上記の上3つは本当にダメです(T_T)
4つ目は税理士によって細かいレベルのもので
経費計上するか、しないかの判断は結構、分かれる事があると思います。
なぜこうなるかと言うと、あまりに謎な経費が多いと「税務調査」が入るケースがあるのでそれを嫌うせいです。
「税務調査で追加徴収を出したことがない」
と自慢げに語る税理士ほど
経費計上できるか微妙なラインの経費は、実は全て却下されていて本当は経費に出来るものもあるのに多く税金を支払わされていた。
なんてことはザラにあります。
ちゃんと合法で上手く節税出来る方法があるのに
知らないのでは?とも思えます。
税理士を依頼する人にとっては自分が出来ないことが
出来るので凄く見えるかもしれませんが
全員が柔軟な対応が出来る人ばかりではありません。
また、経営状況を見て、良い悪いを伝えるだけでなく
今後の発展のためにどうしていくかも伝えてくれる人じゃないといけません。
信頼のおける人でないなら、辞めておきましょう。
そもそも、個人レベルであれば自分で簿記・会計を学び申告しましょう。
記帳代行なんて作業は自分でやれば良いです。
覚えれば小中学生でも分かるものですから、
そんな作業に対して年間20~30万も払うのは合理的ではありません。
税理士丸投げはダメ
私が営業をしていた時代に、この人ダメな経営者だなと思ったことが多々あります。
電気代やその他経費のランニングコストがどれだけ下がるか提案しようとして
領収書などのデータを拝見しようとした所、
「税理士に送っているしデータはない」と言っていました。
税理士に丸投げで全く、お金の管理が出来てないようでした。
こういう人は結構多いです。(もちろん儲かってないです)
また、税理士に依頼するとなると領収書などを提出することになります。
その送った月の試算表が送られてくるのは2ヵ月後とかになることが多く
本来すぐに確認したいデータが、2ヵ月も遅れてきては見る気になるわけがありません。
だから、税理士に任せるけど自分でもデータはちゃんと取って自分なりに分析するなど
しないのであれば経営は厳しいと思います。
まとめ
税理士を使うにしても自分で学ぶという姿勢が無ければ
起業しても所詮は"なんちゃって社長"です。
本業に専念して稼げていればいいでしょ?
という考えもあるかもしれませんが
お金に疎い人がお金を稼ごうとしているのはちょっと変な感じがします。
疎くても関わっていこうとしないのだけはやめてくださいね。