「売上が多いけど、広告費も随分かかっている・・・」
「利益率はいいけど、売上が伸びない・・・」
なんて始めたばかりだと悩むかもしれません。
もちろん売上と利益率はどちらも重要なわけですが、
結論から言うと初心者が最初に重視するのは売上です。
その理由を大きく3つに分けてみました。
理由①
そもそも最初は、新規出稿数がかなり多くなるので、
利益率が落ちるのは当たり前だからです。
もちろん売上も良くて利益率が高いのがいいですが、
最初からそれはなかなか難しいです。
出稿したものが全部売れる!
なんてことはないですから、
どんどん出稿して売れる案件を見つけていきましょう。
最初から利益率が高いというのは、
出稿数が少ない中、売れる案件を見つけただけの、
ラッキーな状態なだけだと思います。
損切が上手いという理由もあるかもしれませんが、
最初から高利益率を継続していくのは至難の業です。
理由②
売上が増えるとモチベーションが上がるからです。
最初は、
「本当に稼げるのかな?」
「本当に大丈夫かな?」
って不安が大きいと思うのですがそこがまず消えるからです。
メンタル面は非常に重要ですからね。
ここがクリアになると、どんどん気持ちが乗ってやる気が上がります。
理由③
ある一定の売上を上げるとASPサイトで、
案件毎のCVR(成果地点に至った割合)などが
見ることが出来るようになるからです。
これにより、
売れる案件を見つけられる確率が大きく上がるので、
より生産性の高い仕事が出来るようになります。
※CVRなどを1ヶ月でも早く見られるのと見られないのでは大きな差が生まれます。
広告費をかけて売れなかったから"失敗"ではない
出稿した案件が売れなかったからと言って、
あの案件を出して失敗した・・・
って訳ではないのです。
PPCアフィリエイトは、
データ分析力がかなり問われると思うのです。
どんどん新規出稿をして、売上を上げていけば、
広告費もかかりますが、その分データが取れます。
始めたばかりだとなおさら、どういったジャンル、
いくらくらいの報酬の案件が売れやすいのか、
競合が多いのか少ないのか分かりませんから、
広告費をデータ収集費として生かしていきましょう。
- キーワードの選定が誤っていないか
- 入札単価を上げすぎたり、低すぎたりしていないか
- 成果までのハードルが高い案件を選定していなかったか
なぜこの案件が売れなかったのかを、
分析していかないと、同じようなミスをして、
無駄な広告費を浪費してしまうことになります。
ひょっとしたら、
"あなたにはその案件は売れないけど、他の人なら売れる案件かもしれない"
ってことも十分あります。
本来売れる案件を扱っているのに、
売れない案件(利益の取れない案件)に変えているのは、
自分ってことになると悔しいですよね。
そのまま気づかずに進むと、
あなたには売れる案件が少なくなってくるので、
行き詰ってしまうのです。
こういう事もあるので、
まずは広告費をかける事を恐れずに、
広告費をデータ収集費に変えていきましょう。
分析力が付けばすぐに、
売れる案件を自分の力で作り出せるので、
より利益率の改善をすることができるようになります。
初めは大変ですが、分析する力をしっかり身に付けていきましょう。